鎌倉 光触寺  2018/11/22

      2019/05/12

正式寺名:岩蔵山 長春院 光触寺
宗派:時宗
本尊:阿弥陀三尊
創建年:弘安元年(1278年)
開山:作阿
開基:一遍
中興:含了(元禄)、大純(安政)

十二所にある時宗の寺院「光触寺」、弘安元年(1278年)に開基を一遍上人、開山を作阿上人として創建されたと伝わります。作阿上人はもともと真言宗の僧でしたが、一遍上人に帰依して時宗に改めます。本尊は阿弥陀三尊で、中尊の阿弥陀如来像は、盗みの疑いをかけられた万歳法師の身代わりになり頬に焼印が残ったという、企ヶ谷にあった光触寺の前身、真言宗の「岩殿寺」に伝わる「頬焼阿弥陀」、鎌倉国宝館に所蔵されている絵巻「頬焼阿弥陀縁起」に記されているお話です。その岩殿寺、阿弥陀如来像の由縁により「火印堂」とも呼ばれていたようです。

山門

六浦の塩売りが鎌倉に入るときに「塩の道」と呼ばれるこの街道沿いにあった地蔵に商売繁盛を願って塩を供えたところ、帰りに見たらなくなっているので地蔵がなめたと伝わる「塩嘗地蔵」、本堂脇の地蔵堂に祀られています。

一遍上人

本殿

全国を游行していた踊り念仏で有名な時宗開祖の一遍上人、創建当初の勢いはなくなっていきますが他の宗教と比べ非常にわかりやすいものでしたから庶民からも親しまれ比較的安泰な時代を送ることができ、以来およそ700年、念仏の道場となって今日に及んでいます。残念ながら本尊の本尊の頬焼阿弥陀の拝観はできませんでしたが、静かな境内にはひっそり佇む一遍上人像、そして塩嘗地蔵がとても印象的な光触寺でした。

本殿脇の池と庭園

塩嘗地蔵

 - 金沢街道・二階堂