鎌倉 圓應寺  2018/11/22

   

山号:新居山
寺名:圓應寺(円応寺)
宗派:臨済宗建長寺派
本尊:閻魔王
創建年:(伝)建長2年(1250年)
開基:(伝)桑田道海(智覚禅師)
別称:新居閻魔堂、十王堂

山之内にある臨済宗建長寺派「圓應寺」、総本山建長寺から鎌倉通をはさんで斜め向かい側、石段を上がった小高い丘にあります。建長2年(1250年)に桑田道海(智覚禅師)の開山で創建と伝わりますが年代的に合わないこともあって未詳となっています。

山門

境内(正面が焔魔堂)

当初は現在の長谷の東、由比郷見越岩辺りに建てられたようですが、足利尊氏が鎌倉幕府倒幕の際の犠牲者を弔うために由比ヶ浜近く、ちょうど滑川の海岸沿いに移築され、本尊が閻魔像であったことから「新居焔魔堂」と呼ばれ、長い間民衆の信仰を集めます。しかし元禄16年(1703年)に起きた元禄大地震の津波で堂宇が大破、現在の地に移転します。

閻魔堂

本堂の焔魔堂には運慶作と伝わる本尊「閻魔大王座像」と本尊を取り囲むようにして鎌倉時代に中国から伝わった、「人は死後冥界で十人の王に出会い生前の行いを裁かれる」という「十王思想」を像にした「初江王」・「宋帝王」などの「閻魔十王像」を間近に拝観することでできます。

鐘楼

鐘楼とお地蔵様

京都で千本ゑんま堂(引接寺)、六道珍皇寺、宝積寺などいくつかの閻魔像を拝観しましたが、ここの閻魔様、少し優しそうなに、と思いきや「笑い閻魔」、運慶が生死のさかいをさまよった時に閻魔大王に出会い、救われたうれしさのあまり、笑いながら作ったと伝えられています。早い時間だったので境内に他の拝観者はなく、おかげさまで静けさの中、閻魔様と十王様、じっくりと拝観させていただきました。

梵鐘

境内

 - 北鎌倉, 鎌倉