奈良 旧柳生藩家老屋敷  2018/03/03

      2018/12/18


江戸時代末期、柳生藩1万石の家老だった小山田主鈴の旧邸宅。徳川将軍家の剣術師範として国元に変えることなく江戸に常駐していた柳生藩主に代わり文政9年(1826年)に国家老として江戸から奈良に移り柳生藩財政を立て直した小山田主鈴、隠居後余生を送るために嘉永元年(1848年)に建てた屋敷「旧柳生藩家老屋敷」、創建当時の姿をほぼ留めており県下では数少ない武家屋敷の遺構です。

石垣

長屋門

主屋前景

主鈴死後、子孫が昭和時代の中頃までこの屋敷に住んでいましたが、昭和39年(1964年)、に作家山岡荘八の所有となり創作活動が行われます。山岡荘八はここでNHKの大河ドラマ『春の坂道』の構想を練ったといわれています。荘八の死後、建物は奈良市に寄贈され、1981年から一般公開、柳生藩と山岡荘八に関する資料が展示されています。

邸内

 

のどかな柳生の里、6月になると菖蒲まつりが行われ奈良駅から臨時バスが増発、1万㎡の園内に80万本の花しょうぶが咲き揃い見物客で賑わうことで知られています。早春の柳生の里、駐車場は3分の1程度しか埋まっていませんがこれから暖かくなるにつれて徐々に賑やかになってくることでしょう。古都「奈良」としては、江戸時代に活躍した柳生一族のエリアのため少々縁遠くて遅くなってしまいましたが「ようやく・・・」といったところでした。でもまだまだ奈良は未訪の地が多くあって少しずつでも巡っていきたいと思っています。

庭園

 - 奈良, 柳生