鎌倉 海蔵寺  2013/08/25

      2018/11/04

山号:扇谷山
宗派:臨済宗建長寺派
本尊:薬師如来
創建:建長5年(1253年)
開基:宗尊親王
開山:藤原仲能
中興年:応永元年(1394年)
中興:上杉氏定
開山:心昭空外

扇ガ谷にある臨済宗建長寺派「海蔵寺」、真言宗のお寺があったところに建長5 年 (1253年)、宗尊親王の命により藤原仲能がここに七堂伽藍を創建しますが、新田義貞の鎌倉攻めによる幕府の滅亡とともに兵火によって焼失します。

山門前

底脱の井

山門(この季節は萩で男坂の石段は通行不可?)

石畳を真っすぐ本堂へ

よって女坂から脇門へ

脇門から庫裡へ

鐘堂

その後、室町時代になって応永元年(1394)に関東菅領・足利氏満の命により山内上杉憲定が心昭空外を中興開山に招いて再興します。以後、上杉氏の保護のもと盛時には十数の塔頭を持つ大寺院となりましたが、江戸時代になって荒廃、ほとんどの伽藍や塔頭が消滅、総門と仏殿、本堂と庫裏が残るのみで多くが消滅しています。

本堂(龍護殿)

薬師堂(仏殿)

御本尊は薬師如来、胸部にもう一つの薬師の顔を納めた像で、「啼薬師」「児護薬師」と言われ鎌倉十三仏のひとつに指定されています。開山の空外和尚が夜毎聞こえる泣き声を不審に思い読経しながら掘り返してみると薬師如来の面が出てきたので新たに作った薬師如来像の胎内に納め供養した、という伝説の御本尊です。

清水基吉の句碑

境内の石像や灯篭

春の「カイドウ」、秋の「ハギ」が有名ですが、境内には四季折々の美しい草花が絶えないことで「花の寺」として親しまれています。また寺の入口にある鎌倉十井のひとつ「底脱の井」や薬師堂裏手の岩窟内にある「十六の井」は「水の寺」とも言われているだけあって見逃せません。 ・・・見逃しています「十六の井」(^^; 境内奥の岩窟を潜った先でした。鎌倉好きながらやぐらは苦手なほうで「十六の井」行けませんでした。底に4×4で計16個の穴が施されていて今でも水が湧き出しているとのことです。美しい苔と草花に目が行って失念でした。次の機会に是非といったところです。

 - 源氏山・御成通り・扇ヶ谷, 鎌倉